住人24人の小さな村にあるミシュラン星付きレストラン 「ベンタ・モンカルビーリョ(Venta Moncalvillo)」

車を走らせても走らせても木ばかりの車道の脇に、突然現れるレンガ造りの立派な田舎の家が、レストラン「ベンタ・モンカルビーリョ」。

当時は住人がわずか24人(今はもう少し増えているか減っているか分かりませんが)のダロカ(Daroca)という小さな村の入り口にあります。これだけ住人が少ない村にあるミシュラン星付きレストランはここだけなんだそうです。ご縁があって体験させていただいたので、「ベンタ・モンカルビーリョ」の魅力をまとめてみます。

オーナーが現場にいる信頼できるレストラン

お兄さんがサービス、弟さんがシェフを務めています。

凄いと思いませんか?

喧嘩とかしないのでしょうか?

お兄さんは、スペイン屈指のソムリエ。ちょうど私たちが訪れたときは改装中でワインセラーの部分はぐちゃぐちゃだったのですが、最近「ベンタ・モンカルビーリョ」の公式サイトを見るとすっきりとしたきれいなワインセラーが出来上がっています。お兄さんは、接客担当だけに社交的で、シェフは黙々と厨房で作業をされている印象でした。それぞれがそれぞれの持ち場をしっかり担当しているイメージです。

野菜やフルーツはほぼ自社栽培

レストランの前にはいろんな種類の野菜やハーブが育てられている畑があります。もちろんそれらの食材は料理に。

そんなにたくさんの異なる野菜やハーブを育てるのは大変だろうと思ったら、そこは村の農家の方に委託して管理してもらっているそうです。

畑はお兄さんが案内してくれたのですが、それぞれの苗をとても愛おしそうに触って見せてくれていた姿が記憶に残っています。丁寧に育てられた食材が丁寧に調理されてお皿に乗って出てくるのが、本当に心に伝わります。飾りのハーブ1枚をとっても乱れがなく完璧な装飾なのです。

繊細でユニークな料理

「ベンタ・モンカルビーリョ」の料理は多くのミシュラン星付きレストランのそれのように、とっても繊細でアートです。

量も少量。

そして野菜が活き活きしていて風味が強いのが驚きでした。

手作りのパンも香ばしくておいしいです。

内陸部のレストランにもかかわらず、料理は野菜と肉ばかりではなくタラのアゴ肉料理(バカラオ・アル・ピルピルといいます)などシーフードもあったし、とてもバランスがとれているデギュスタシオンコースでした。特にメイン料理までの料理は凄く凝ったフィンガーフードで、おいしいだけじゃなくユニークでした。

次はどんな料理が出てくるんだろう!とワクワクさせてくれるレストラン。デギュスタシオンメニューは季節によって変わります。

私が食べた一例は「ホワイトニンニクのクリームと自社畑の野菜。イワシの酢漬け添え」。わーこれはさすがにレシピもらってもできないわ。と思う料理ばかりでした。グルメな方、絶対1度は行ってみてください。

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