厳選6つ!バルセロナで訪れたい美術館

今もなお、多くのアーティストを生み出しているバルセロナ。芸術に特に興味がない人でも名前くらいは聞いたことがある画家たちの美術館もあります。また、バルセロナらしい現代アートや、バルセロナにゆかりのあるいろんなアーティストの作品が集まった美術館もあります。せっかくバルセロナを訪れるなら、目の保養に美術館も訪れてみてはどうでしょうか?

バルセロナで私が一番好きな美術館は、カタルーニャ美術館(Museu nacional d‘Art de Catalunya)。

スペイン広場の上に聳える古い宮殿のような建物です。ローマ時代のタペストリーなど遺跡のようなものから、ガウディがデザインした家具やダリが描いた絵もあったり、たっぷり時間をかけなければ全ては見られません。モンジュイックの丘の入り口にあることもあり、散歩がてらよく行きました。

では、カタルーニャ美術館も含め、バルセロナで見逃せない美術館を6つ厳選してみました。

1.ピカソ美術館【Museu Picasso】

何度行っても鑑賞している人が多くて、あまりゆったり見られなかった印象があります。それくらい人気のスポットということでしょう。

旧市街にあるボルン地区という小道ばかりで迷路のような場所に、どっしりたたずむ大きな建物。13世紀から14世紀にできた宮殿が後に何度か改築された建築物です。

ボルン地区自体異国情緒たっぷりの名所なのですが、ピカソ美術館はそこにぴたっとはまる、地味ながらヨーロッパらしい雰囲気の外観の美術館。

入り口辺りからは分かりにくいのですが、内部は結構広いです。

ピカソは、生まれはスペイン南部のマラガですが、その後バルセロナで過ごし、パリへ移住。この美術館では、少年だったピカソが賞を獲得した「科学と慈愛」や「泣く女」など有名な作品も見られるうえに、鉛筆描きのスケッチや、陶器などもあり、ピカソの幅広い才能がうかがえる美術館です。

2.ミロ美術館【Fundacio Joan Miro】

ミロ美術館は、モンジュイックの丘の中腹にあります。地中海沿いの家のような真っ白でシンプルなラインの建築物が特徴。

ミロと言えば円や三角などの形や色の組み合わせといった、抽象的な絵画で知られますが、この美術館では「ミロって本当に絵が上手だったんだ(失礼ですが)」と分かる、初期の作品もたくさんあります。

余談ですが、バルセロナの幼稚園に通っていた息子は、年少のときの社会見学の1つが、このミロ美術館でした。小学部も合わせて学校をあげてその年はミロがテーマで、各学年に合わせて授業でミロを紹介、ミロの絵の本を見たりして予習をしてから、見学に行き、戻ってから授業でミロの絵を見て絵を描いていました。3,4歳でそんなことするって、かなり芸術的レベルが高いと思います。因みに年中では、ピカソ美術館に行き、年長はフリーダ・カーロがテーマでした。

話がそれましたが、広いサロンの壁1面を使った巨大な作品もあれば、ちょっと似たような作品が続く部分もあります。見逃せないのは、屋上です。ミロらしさ全開のかわいいモニュメントが展示されています。

3.カタルーニャ美術館 【Museu Nacional d’Art de Catalunya】

この記事の最初でちらっと述べましたが、私がバルセロナで一番好きな美術館です。スペイン広場を上から見下ろすように建てられた、宮殿ような建物の美術館。

中に入るとまるで宮殿!1929年の国際万博のために建築された、比較的新しいものだそうですが、もっと歴史を感じます。

「卵型のホール」という大きなホールは圧巻です。豪華なコンサート会場のようなホールなのですが、子供(大人でも)が走ってもいい…。歩き疲れたらぼーっと座って休める素敵な場所なのです。

さらに、屋上にはバルセロナを見渡せる展望台もあります。

ローマ時代の壁の一部とか、遺跡のような芸術作品もあれば、いろんなマリア像など宗教的な彫刻もあったり、多くの絵画のなかにピカソやダリの絵画もひそかにあったり、ガウディデザインについてのコーナーもあったり。見所が詰まっています。

カタルーニャ美術館の出入り口にはスペイン広場に下る階段があります。そこから見下ろす景色はバルセロナ名物の1つ。

4.バルセロナダリ美術館【Museo de Dali de Barcelona】

ダリ美術館と言えば、バルセロナの郊外のフィゲラスという村にある美術館がオフィシャルです。

が、実は密かにバルセロナにも小さなダリ美術館があるのです。

旧市街の「プエルタ・デ・アンヘル通り」付近の、「Real circulo artistico(レアル・シルクロ・アルティスティコ)」という建物内にあります。

なんと、個人のコレクションの展示なのですが、20、30個の展示物というわけではないです。これだけよく集められたな…と関心します。

絵画だけでなく、ポスター、造形物、ブロンズの造形物など小さなスペースにびっしりと展示されています。ダリ好きな方にはおすすめ。場所も中心部なので、行きやすいです。

ダリファンの方は特に必見!隠れた名所です。

5.バルセロナ近代美術館 【Museu d‘ aArt contempolani de Barcelona】

「マクバ」と呼ばれ、親しまれている美術館。アメリカの有名建築家リチャード・マイヤーがデザインした、お洒落でモダンな建築物です。

この美術館の前の広場は、スケボー少年たちの練習場になっていましたが、今もでしょうか。

館内には常設の展示と期間限定の展示物があります。期間限定のほうは、時々ものすごくユニークなものを見せてくれました。昔の日用品のコレクションとか。現代美術館だけに、展示の仕方もオリジナルで、アートです。ミュージアムショップもお洒落。

6.アントニ・タピエス美術館 【Fundacio Antoni Tapies】

「パセジ・デ・グラシア通り」を歩くと、「アラゴン通り」という大きな通りに交差します。その通りにある、てっぺんに針金細工のようなものが付いた不思議な建物が、アントニ・タピエス美術館。

日本ではあまり知られていないのかもしれませんが、バルセロナ出身の近代画家、造形作家。バルセロナの人だけに地元の人にとても愛されています。2012年に亡くなったときは、みんなとても悲しんでいました。

正直に言うと、作品は好みが分かれると思います。

でもこの建築物の内部は一見の価値があります。上階にある古い図書館と回廊の風景が、まるで映画に出てきそうな素晴らしさ。さらりと気軽に鑑賞できる美術館ですが、バルセロナっぽいセンスが詰まっています。

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